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使用法

simBioを動かす手順を説明します。

simBioを使って、京都モデル(モルモット心筋細胞数理モデル)を使い始めるまでの手順を説明するムービーをhttp://jp.sim-bio.org/Movies/GettingStarted/で公開しています。

動作環境

Java 1.4以降が動作するコンピューターを用意してください。 simBioは主にJava2 SDK 1.4.2_01をインストールしたWindows XP上で開発しています。

Mac OS X

Mac OS Xは予めJavaがインストールされていますので、そのまま使えます。

Linux

Linuxはそれぞれの方法でJava (Java Development Kit, JDK)をインストールしてください。

Windows

Windowsならば、'コマンドプロンプト'を開き、

java -version

と入力し、[Enter]キーを押してください。Javaが既に利用可能であれば、

java version "1.4.2"
Java(TM) 2 Runtime Environment, Standard Edition (build 1.4.2)
Classic VM (build 1.4.2, J2RE 1.4.2 IBM Windows 32 build cn1420-20040626 (JIT enabled: jitc))

などとインストールされているバージョンが示されます。

Java 1.4以降がインストールされていない場合、 Java ソフトウェアの無料ダウンロードから 最新版(現時点ではVersion 6 Update 3)をインストールしてください。

simBioの入手

http://sourceforge.net/projects/simbio/ のdownloadページ から最新版のzipパッケージを入手してください。

simBio-*.bin.zipが実行ファイル、simBio-*-docs_ja.zipは日本語ドキュメント、simBio-*.src.zipはソースコードです。 プログラムをすぐ実行するには、simBio-*.bin.zipをダウンロードし、すべて展開します。

実行

展開した中のlibフォルダーに実行ファイルであるsimBio-*.jar (*はバージョン番号)が含まれていますので、それをダブルクリックすると、起動してGUIが表示されます。 GUIメニューの[File] - [Open]から適当なxmlファイル(xml/matsuoka_et_al_2003/model.xmlなど)を選択して開きます。

もしくは'コマンドプロンプト'を開き、下記のコマンドを実行すると、モデルのxmlを読み込んで起動します。

cd simBio-*.bin (zipファイルを展開したフォルダー)
java -jar lib/simBio-*.jar xml/matsuoka_et_al_2003/model.xml

GUIメニューの[Model] - [Start]をクリックすると計算を開始します。

GUIの使い方は[Help]を参照してください。